住まいスッキリ!整理収納のすすめ vol.22

捨てることは勿体ない?

片付けで1番大変、だけれど1番スッキリ感が味わえるアクション。
それは「捨てる」「減らす」「手放す」です。

ここでまた「難しい」と感じてしまうのはやはり「もったいない」と言う気持ちではないでしょうか?

捨てることを勿体無いと思っていると、家に置いておくことで更にもったいない事になることがあります。なんとなく手元にある為にいつも「これを何とかしなくちゃいけない」と言う精神的な負担がずっと残る事もデメリットです。ものが多いためにいちいち探し出すと言う手間や時間がかかることもあります。

ものが捨てにくい、手放しにくいという方に、今回は迷わず捨てられる基準をお伝えします。

 

① 何となくあった不用品を捨てる

キッチンの引き出しを開けてみて下さい。無料でもらってきた、またはついて来てしまったサービス品はありませんか?割り箸やスプーン、ストロー。冷蔵庫の中には、お寿司について来たワサビやお醤油。ケーキを買った時についてきた保冷剤がたくさん、など。特にお金を出して買ったわけでもないのにあるもの。何となくおいてあるもの。それらは思い切って捨ててみて下さい。

 

② 期限が切れてしまっているものを捨てる

賞味期限が付いているものはわかりやすいと思います。しっかりチェックしてみてください。賞味期限や消費期限がないものとして、子どもの成長と共に卒業したものはありませんか?トレーニング用のお箸や、離乳食用の食器などは意外といつまでもあったりします。もう使わない育児グッズやそのスペアなど、意外と細々したものが紛れてあることもあります。私も過去、哺乳瓶はとっくに卒業したのに乳首のストックが吊り戸棚の奥から出てきた事もありました。

 

③ そんなにいる?と言うほどあるもの

あると便利なのでついつい買ってしまう消耗品や、沢山あるお箸、菜箸やしゃもじ。計量スプーンがたくさんあるお宅もあります。

 

ものを手元に置く理由を考えてみましょう!

使いにくいから、という理由で新しいものを買ったのに「壊れていないから」「まだ使えるから」「高かったから」「勿体無いから」などの理由で何となくおいてある事もあります。
ものは「使いやすいか」「使いたいと思うか」「ある事でストレスになっていないか」を考えてみてください。

 

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今回は比較的整理しやすいキッチンを例に挙げました。
キッチンの引き出しがスッキリすると家事負担も減り、キッチンに立つのが楽しくなります。
是非やってみてくださいね。

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Profile

お片付けサービス M’s Arrangement 代表 子だくさん整理収納アドバイザー

岩城美穂さん

5人の子どもを育てながら整理収納アドバイザー1級を取得。セミナー講師や個別コンサルタントの実績多数。「幸せになれるお片づけ」をお伝えしています。

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