住まいのコラム 住宅購入「住宅ローン」編

住宅ローン金利・保険について
1. 全期間固定金利型の代表選手
・将来的な家計シミュレーションが立てやすい「フラット35」
最長35年間、融資実行時の金利が続く住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する「フラット35」。最長35年の全期間固定金利型住宅ローンです。保証料や繰上返済手数料が不要。金利や事務手数料は取扱金融機関によって異なる。なお、省エネルギー性や耐震性などを備えた質の高い住宅には、借入金利(適用金利)を一定期間引き下げる「フラット35S」、長期優良住宅には、最長50年の全期間固定金利型住宅ローン「フラット50」が利用できます。
2. 住宅ローン借り入れの必須条件!
・もしもの時にも安心!「 団体信用生命保険」、所定の病気になった際にもローン返済を保障する特約も!!
住宅ローンを組む際は、契約者の死亡などで返済不能になった場合に、保険金でローンが完済される団体信用生命保険(団信)への加入が必須です。がんなどの所定の病気になった際にもローン返済を保障する特約が付いた「疾病保障付団信」の取扱も増えています。団信保険料は金利に組み込まれ、疾病保障付団信は金利に上乗せされるのが一般的だが無料の商品も出てきています。
※保障範囲は金融機関によって異なります。どんな保障を希望し、それを満たす商品になっ ているかなど、すでに加入している生命保険の保障内容と照らし合わせたうえで検討をしてください。
3. 柔軟な住宅ローンが組める1人で2つのローンが組めるミックスローンとは?
・異なる金利タイプを組み合わせてローンが組める
「ミックスローン」は、1人で2つのローンを組む方法。異なる金利タイプを組み合わせて、ローン内容を2つに分けるイメージです。2つの返済期間を同期間にすることが条件である場合が多いです。将来の金利上昇は心配なものの、低金利の恩恵を受けたい場合、変動金利と10年固定のミックスローンなどが考えられます。ただ、諸費用も増えるので注意が必要。2人で1つずつローンを組む方法として「ペアローン」などもあります。
「自分に合った金利」「住宅ローン選び方」ついてはたくさんのお客様からご相談に乗らせていただくことがあります。今回お伝えしたいことが何かのお役に立てればと思います。
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ソニー生命保険株式会社
京都ライフプランナーセンター第3支社
ライフプランナー
大石 裕也
ご自身の夢・ご家族の夢を現実にするためには何から始めたらいいか。 5年後、10年後の暮らしをイメージしてあなたのライフプランニングを 一緒に考えていくお手伝いをしています。