住まいスッキリ!整理収納のすすめ vol.34
模様替えを考える
今年も猛暑の夏でしたが、日に日に秋らしく季節が変わっています。季節の変わり目は衣替えをしたり部屋の模様替えをしたり、住まいに興味のある方でしたら季節感を取り入れることにワクワクしているかもしれません。
購入した後を想像しよう!
四季のある国に住んでいますから、季節ごとに気分転換して住まいを整えるのは素晴らしい事です。しかし、その時だけ気分が上がって色々と購入しても、しばらくすると飽きてしまい、放置となるとそれは問題です。
特にこれから始まる冬は空気が乾燥し、様々な感染症も流行りだします。また、部屋を閉め切ることが増えるとハウスダストの問題もあります。
ですので、インテリアに布ものを増やすのには少し慎重になることをおすすめします。床が冷えるから新しいラグや絨毯を買おうか、ソファに合うソファカバーやブランケットを買い足そうか、コタツは省エネだから欲しい、など出てくるかもしれません。その時にちょっと考えて欲しいのが「それを買って、そのシーズン気持ちよく手入れができるか」「掃除が面倒ではないか」「不要になった時、手放すのが大変ではないか」です。
手入れの時間や処分費を考えること
物が増えるということは、手入れをする時間も増えるということ。そしていつか不要になった時は処分する必要があります。
私も過去何度もカーペットやラグ、コタツ布団を買っては手放し、を繰り返してきました。捨てるのにお金を払うこともしばしば。
そんなたくさんの失敗を経て、寒さ対策はカーペットよりもスリッパを履くこと、体を温めること、にシフトチェンジをしました。
そうする事でカーペットもラグもキッチンマットも不要となり家事負担がかなり楽になりました。冬の洗濯物はなかなか乾かないので効果はてきめんです。
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暮らしを楽しむのは心豊かに過ごすことですが、負担が増えるのは考えものです。
そのバランスを考えながら上手に季節感を取り入れ日々ご機嫌に過ごしましょう。
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Profile
お片付けサービス M’s Arrangement 代表 子だくさん整理収納アドバイザー
岩城美穂さん
5人の子どもを育てながら整理収納アドバイザー1級を取得。セミナー講師や個別コンサルタントの実績多数。「幸せになれるお片づけ」をお伝えしています。