住まいスッキリ!整理収納のすすめ vol.36

片付けのスケジュールを決めよう

新しい年が始まり、気持ちが新たな今の時期。片付けに今年こそ取り組みたいという方は、是非年間スケジュールに毎月の目標(片付ける場所)を書き留めて置くことをお勧めします。
月の目標を書くと、1週ごとに何をどうするか細かく分解して考えることができます。

例えば、今月は玄関を片付ける、という目標を立てるとします。そこから大まかに4週に分けてどう進めるのか計画します。
それぞれのご家庭によって下駄箱の大きさ、他に収納スペースがあるかなどで違ってきますが、一例を挙げると

① 1週目・・・
下駄箱の右側を全て出し要不要に分け、下駄箱がベストポジションのものはきれいにして収納し直し、下駄箱になくて良いもの、もっと使いやすい場所があるものは移動させます。
② 2週目・・・
下駄箱左側も同様にする
※1週目2週目の時には下駄箱の飾り棚に物があるときはそこも片付けます。
③ 3週目・・・
下駄箱以外にある玄関収納の上段のものを同様に
④ 4週目・・・
玄関収納の下段のものを同様に
⑤ 5週目があれば予備、調整日に。

このような感じでざっくりとした計画を立て、進めます。この時、時間を見ながら作業する事も大事です。大体これくらいの時間でこれくらい片付けられる、というのが分かると時間ができた時にやってしまおう、と思えます。片付けとともに掃除もできるとかなりスッキリ、達成感も味わえます。成功体験を積み重ねる事も非常に重要です。

片付けのステップアップ

そして次の月はトイレ、洗面所、など小さなスペースから徐々に大きなスペースにステップアップです。1箇所ずつ終わらせてから次に進みましょう。

注意してほしいのは、キッチンやリビングなど、広い場所、ものが多い場所。これらは1ヶ月にこだわらず数カ月かけて取り組む方が良いです。

例えば、リビングだったら「テレビ台周り」、「サイドボード」など。キッチンだったら「カウンターの上」「テーブル周り」「システムキッチンのコンロ下」「シンク下」「食器棚上半分だけ」などです。
寝室も、ベッド周りだけ、クローゼットの中を三分の一に分けて順番に、や、服を分類してトップスだけ、ボトムスだけ、でも構いません。

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一番大事なのは、少しずつで良いので一通りやり切ること。
そして一気にしようとしないこと。
片付けは暮らしの一部で、習慣をつける事が大切です。

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Profile

お片付けサービス M’s Arrangement 代表 子だくさん整理収納アドバイザー

岩城美穂さん

5人の子どもを育てながら整理収納アドバイザー1級を取得。セミナー講師や個別コンサルタントの実績多数。「幸せになれるお片づけ」をお伝えしています。

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