住まいスッキリ!整理収納のすすめ vol.31
新生活で気をつけたいこと
新年度が近くなると、進級、進学、新生活で心機一転!と張り切ってスタートを切りたくなりますよね。
また特に大きな変化がなくとも春になるとインテリアを見直したり、模様替えをしたい!という気分になることもあると思います。
「何か新しい事をしたい」「何か変化をさせたい」、そう思う時は新しいものを購入しがちです。しかし、少し立ち止まってください。
闇雲にものを増やすとかえって部屋が雑然となり、思っていたスタートが切れない、という事になりかねません。
理想の部屋を明確に
まず最初にやって欲しいことは、目標を立てることです。
これからどんな暮らしをしたいのか、どんなテイストの部屋にしたいのか、イメージを膨らませて、目標を明確にします。
まずはその理想のために、今ある不要なものをまず取り除きます。そして不用品が無くなったら、次に本当に必要なものだけを手に入れるようにしてください。
この順番を守らないと結局いるものといらないものが混在してしまい、理想からかけ離れてしまいます。
思い出の品は厳選しましょう
思い出のものが捨てられず、とりあえず保管しておく方も多いのではないでしょうか。
ですが、思い出のものを全てとっておき、普段の生活に支障をきたすのは、思い出にすがって今の暮らしを蔑ろにしていることにもなります。
ものに思い出がくっついているのではなく、ものがなくても思い出は記憶に残ります。
とはいえ、どうしても捨てられないというものは無理して捨てる必要はありません。
心の拠り所だったり、それを見ると元気が出る、というものはぜひ残してください。
逆に嫌な記憶が蘇るというものは早めに手放す事をお勧めします。
思い出のものにもレベルがあるかと思いますので、本当にとっておきたいものだけを厳選して思い出ボックスや思い出スペースを作り仕舞いましょう。
そしてそこに収まる物のみを上限として保管してください。
また仕舞いっぱなしではなく、たまに出してみてこの先も本当に必要か確認しましょう。
片付けは今をよりよく生きるためのアクションです。
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ものに振り回されるのではなく人生を謳歌するために必要なもので周りを固める。
そんなイメージでものの要不要を判断してみましょう。
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Profile
お片付けサービス M’s Arrangement 代表 子だくさん整理収納アドバイザー
岩城美穂さん
5人の子どもを育てながら整理収納アドバイザー1級を取得。セミナー講師や個別コンサルタントの実績多数。「幸せになれるお片づけ」をお伝えしています。