食卓からはじまる住まいの元気 「ベジおつまみ」編
これから年末年始にかけてイベントも多く、パーティーや家飲みなどお酒を飲む機会が増えるのではないでしょうか。
アルコールを飲むことで身体が温まり、血行も良くなり、リラックス効果があるなど、寒い時期にはありがたいのですが、あくまでも適量の場合。飲みすぎは、禁物です!!
空腹の時に飲むとアルコールの吸収スピードが速まり、酔いやすくなりますし、胃腸が荒れてしまいます。おつまみや食事を食べながら、お酒を楽しむことで、アルコールの吸収がゆっくりと進み、血中濃度も低く抑えられます。
お酒を飲むと体内のビタミンやミネラルは失われがちになります。そこで今回は、お酒と一緒に摂りたい「ベジおつまみ」をご紹介します。
★ ★ ★ かぼちゃとアボガドのディップ ★ ★ ★
かぼちゃやアボガドに含まれるビタミンE。コレステロール値を下げて肝臓の負担を減らしてくれます。血行を促進する作用もあり抗酸化作用によって肝臓を守ってくれます。
ビタミンEは、特にナッツ類に多く含まれています。ナッツ類は脂質も多く含むので食べすぎには注意です。
[材 料]
かぼちゃ 150g(皮と種を取ったもの)
アボガド 1個
マヨネーズ 大さじ1
レモン汁 小さじ1
クミンパウダー 少々
塩 少々
[作り方]
① かぼちゃは、適当な大きさに切り、耐熱皿に入れてゆるくラップをし、600Wのレンジで3分加熱し、潰す。
② アボガドは皮をむいて種を取り、粗く潰す。
③ ①と②、材料すべて混ぜ合わせる。
★ ★ ★ ごぼうのバルサミコ揚げ ★ ★ ★
ごぼうに含まれる不溶性の食物繊維。消化されにくいため胃や腸の中をゆっくりと時間をかけて通過するためにアルコールの吸収を抑えてくれます。食物繊維は、大豆やキャベツにも多く含まれています。
[材 料]
ごぼう 120g
片栗粉 30g
油 適量
ーーーーー 調味料 ーーーーー
●醤油 大さじ 1.5
●酒 大さじ 1.5
●みりん 大さじ1
●砂糖 大さじ0.5
●バルサミコ酢 小さじ1
[作り方]
① ごぼうは土を落とす程度にタワシでこすり、5cm程のスティック状に切り、片栗粉をまぶす。
② フライパンに多めの油を入れて熱し、①を揚げる。
③ 小鍋に調味料●を入れ、弱火にかけて溶かし、油を切った②を煮汁がなくなるまで煮絡める。
★ ★ ★ ミニトマトのカプレーゼ ★ ★ ★
トマトなど野菜、果物に多く含まれるビタミンC。ビタミンE同様、抗酸化作用を持っており、肝臓を守ってくれる栄養素です。チーズには、胃腸の粘膜を保護する効果がある脂肪分が含まれています。
また肝臓を守り、胃の粘膜保護のために良質なタンパク質を摂取するのもオススメです。
[材 料](全て適量)
ミニトマト
キャンディチーズ
バジル
サラダチキン
オリーブオイル(お好みで)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
お酒やおつまみは適量に、楽しいお酒じかんをお過ごし下さいね♪
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
Profile
野菜ソムリエ プロ
藤岡いづみ
親子食育イベントの企画や食に関するセミナー、料理教室の講師、企業や公的機関とのコラボ企画など滋賀をフィールドに幅広く活躍中。