住まいスッキリ!整理収納のすすめ vol.15


捨て時が難しいアイテムこそ使用期限を決めてみましょう

ついつい捨てずにとって置いてしまう、捨て時がわかりにくいものはありませんか?

いろいろなご自宅でお片付けを手伝わせていただいて、私が「これこそ期限を決めると気持ちもすっきり快適に暮らせる」と思うアイテムが3つあります。

それは

① タオル類
② 下着類
③ パジャマ

です

タオルは、なんとなくゴワゴワする、なんとなく蓄積されたにおいがする、など「気持ちいい!!」とは思えないけれど何となく使い続けがちです。

下着類、パジャマも誰に見せる物でもないし、別にこれでいいやとか、と変えどきが難しいという話を聞きます。

何となく妥協して使いがちなこれらこそ、ちょっと気を付けると生活の底上げにつながると思いませんか?

アイテムごとに使用期限を決める

分かりやすい提案としては「ボーナス時期に変えませんか?」というものです。そう決めておくことで、ニュースでボーナスの話が出た、誰かがボーナスの話題をした、そんな時に「そうだ!タオルを買い替えよう!」と思えます。

それぞれのアイテムごとにこの時期になったら変える、と決めておくことで何となく使い続ける、ということも減らせます。

モノを大事にしたいという方は別の基準でもよいので「我が家の期限」を決めてみてください。

古いものも最後まで有効活用

我が家は子どもが五人いたので、夏のボーナスの時期にタオルを10枚買い替え、入れ替えをし、古いタオルを雑巾にして新学期学校に持たせていました。ほかにも、絵の具用や習字用など雑巾は作っておいて損はないです。今は子どもが大きくなってそんなに雑巾はいらないのですが犬の足ふき用にしたり、古いものも最後まで活用しています。

下着なども期限を決めるとか「タグの印字が薄くなったら」などわかりやすい基準を決めておくといいですね。

 

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誰も見ないところを整えるのが片付けの醍醐味です。
見えるところだけ、ではなく見えないところも整える。

それは完全に自己満足の世界ですが、自分を喜ばせる一つの手段です。

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Profile

お片付けサービス M’s Arrangement 代表 子だくさん整理収納アドバイザー

岩城美穂さん

5人の子どもを育てながら整理収納アドバイザー1級を取得。セミナー講師や個別コンサルタントの実績多数。「幸せになれるお片づけ」をお伝えしています。

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